国税庁は12月16日、平成25年中(平成25年1月1日~12月31日)に死亡した被相続人に係る相続税の申告事績を公表した。
被相続人の数は、基礎控除額の引上げが行われた平成6年以降過去最高の約127万人(前年約126万人)となった。
このうち、課税対象となった被相続人も過去最高の約5万4千人(同約5万3千人)で、課税割合は前年から0.1ポイント増の4.3%であった。
平成6年部には5.2%であった課税割合も、平成15年分以降は4.5%を下回る水準となっている。
相続税の納税者である相続人数は約13万人(同約12万6千人)であった。